今回の記事ではWindows11のHomeについて詳しく解説します。
Windows11にはエディションが2種類あります。
・Home
・Pro
今回はHomeに着目して解説いたします。
HomeとProの違いについてはこちらをどうぞ
さて、Homeとは一体何か?という本題に入ります。
Windows11のHomeとは
Windows11におけるHomeとはWindows11として扱うための条件がすべてそろっているものです。
車で例えてみましょう。
- 普通に購入して乗る=Home
- ETC機能、カーナビ、マットなどのオプションをすべて揃えて購入し乗る=Pro
図解イメージはこちら
つまり、Homeは一般ユーザ向けということです。
ビジネスで使う人であってもHomeを選ぶくらいです。
基本的には、Proを知らない人はProを選ぶ必要がありません。
私は気づかずにProを選ましたが、Pro機能を一度も使ったことはありません
Proは一般的に企業向けです。
Windows11のHomeの特徴
Windows11のHomeの特徴は一般ユーザ向けに作られていること、つまり「誰でも使えるエディション」ということです。
これまで利用したソフトや、アプリもWindows11のHomeで使うことができます。
Homeでは使えないソフトやアプリは存在しません。
Windows11のHomeとProは基本的に性能が同じ
【Pro】というワードを見るとWindows11のHomeはProに比べて劣っていると思われがちですが、実は性能はほとんど同じです。
HomeとProの違うところ
HomeとProはメインメモリRAMの最大数が違う
Windows 11のHomeとProはRAMの最大数が違います。
Homeエディション | Proエディション | |
---|---|---|
ビット | 64bit | 64bit |
CPU最大コア数 | 64コア | 128コア |
最大メモリ容量 | 128GB | 2TB |
Windows11のHomeよりProのほうがCPU最大コア数や最大メモリ容量が高いのは事実です。
最大コア数って?
- 最大コア数って?
昨今のCPUは、CPUの中にさらに複数のCPUが入っています。コア数が大きいほど複数の作業を並行しやすくなります。
・Proのメインメモリの改善はあくまでも予備に設けられた容量
・Home以上の性能をProで使うことはほとんどなし
さらに、
- 画像を編集するPhotoshop
- 動画を編集する際のエンコード
- ブラウザの性能
- Windows上で操作したときのパフォーマンス
など、性能面でProとHomeで変化はありません。
むしろ、Proの機能のひとつ「VBS」がゲーム画面のカクつきを起こすことがあります。
ゲームのカクつきについて詳しくはこちらをどうぞ
まず、迷っている人はHomeで十分だということを覚えておきましょう。
Windows11のHomeとProの性能が同じ│Proの必要性は?
Proだけに備わっている機能は不要かと言われると、そうでもありません。
Proにも必要な人には必要な機能が備わっています。
主に、
- セキュリティ面
- リモートアクセス
- Windows上で他のOSを立ち上げることができる
など重要な機能もあります。
Windows11Proは企業向けです。
さらに電気事業者、プロバイダ業者など通信を検証する業者にとっては必要かつ重要な機能です。
逆に考えると個人で使う場合は確実にHomeだけでよいという考え方もできます。
個人でHomeかProか迷っているならHomeで大丈夫です。
以上、Windows11のHomeの説明でした。
Proなら以下のパソコンもおすすめです。
\私が使用しているミニPCです/
- コンパクトデザイン
- 長さタテヨコ12.8cm×厚み5cmの省ペース設計。モニターの背面に取り付けることも可能。
- プロセッサ
- Intel 12世代 Alder Lake-N95プロセッサ(coreiシリーズ・AMDシリーズとの比較はこちら)
- GPU
- 内蔵グラフィック(インテルCoreUHDグラフィックス)
- メモリとストレージ
- 16GB DDR4 RAM/512GB SSD。2.5インチSSDやM.2 SSDで最大2TBまで拡張可能。
- デュアルディスプレイサポート
- 2つのHDMIポートを備え、4K@60Hzのデュアルスクリーン表示が可能。
- 接続性
- USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×2、ギガビットイーサネットポート、Bluetooth 4.2、デュアルバンドWiFi(2.4G+5G)
- 低消費電力
- 15Wの低消費電力設計
- 冷却システム
- 内蔵冷却ファンにより、長時間使用時でも安定したパフォーマンスを維持
- プリインストールOS
- Windows 11 がプリインストールされている