Windows10の永久サポートが嘘になった理由

Windows10の永久サポートが嘘になった理由
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あなたはWindows11のリリースを聞いたときに、こう思いませんでしたか?

  • またパソコンを買い換えないといけないの?
  • Windows10永久サポートって聞いていたのに
  • Microsoft嘘つかれた気分

私も同じようなことを思いました。

事実、MicrosoftはWindows10のリリース時に、以下のように発表しています。

図はMicrosoftの「Windows10とは」より引用URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/product-licensing/windows10

確かに、Windows10が最後のOSって言ってるじゃん。

ということで今回は、Windows10の永久サポートが嘘になった理由と、これからどのように対応すればいいのか解説します。

この記事を読めば

  • Windows10永久サポートにならなかった理由
  • Windows10サポート終了日
  • Windows11いつまで無料アップグレードできるのか

ということが分かります。

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Windows10の永久サポートが嘘になった理由

それではまず、MicrosoftがWindows10の永久サポートを行わなかった理由について解説します。

結論から言えば、

①機能やデザインの大幅改修を行い、アピールしたかったから

②ハード面の進化に伴いソフト面も改修が必要だったから

のふたつの理由からWindows11をリリースしました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①機能やデザインの大幅改修を行い、アピールしたかった

ひとつ目の理由は機能やデザインに大幅な改修を行い、それをアピールしたかったからです。

Windows11はWindows10に比べて、デザインが大幅に変わりました。

デフォルトで設定されているテーマ画像も、過去のものより格段にスタイリッシュなデザインとなっています。

その他にも、スタートメニューやタスクバー、ウィンドウ管理など、さまざまな面でデザインが改良されています。

今までのWindowとは違う機能やデザインを実現し、それをアピールするためにWindow11をリリースしたと考えられます。

Qbooksの「2023年2月 OSのシェア率ランキング」によると、2023年2月時点でWindowの世界におけるOSシェア率71.78%です。

いまだに世界トップシェアを誇りますが、そのシェア率は年々MacOSなどに奪われているようです。

原因のひとつに、WindowsはMacと比べてデザイン面が見劣りし、一般ユーザーが離れている点が挙げられます。

このような状況に危機を感じたMicrosoftが、これまでとは違うWindowsをアピールするため、新たにWindows11をリリースしました。

②ハード面の進化に伴いソフト面も改修が必要だから

ふたつ目の理由は、ハードウェアの進化に伴い、ソフトウェアもそれに対応するアップグレードが必要だったからです。

近年のハードウェアの進化は目覚ましく、より高性能なCPUやGPUが次々に出現しています。

それらに対応するため、ソフトウェアも大規模な改修が必要となるケースが増えてきました。

Windowsもアップデートだけでは対応しきれないような大幅な変更が必要となり、Windows11へのアップグレードが行われることになりました。

Microsoftのサポート期限に対する責任問題

ここまでMicrosoftがOSの永久サポートをやめて、Windows11をリリースした理由について説明しました。

しかしユーザーの立場ではWindows10の永久サポートが嘘だった事実は変わりません。

Twitter上でも、Windows10サポート終了について、怒りの声が上がっています。

分かります。
最後のOSと聞いていたのに…

Microsoftの嘘つき!!
と言いたくなる気持ちは非常に分かりますね。

このチェックアプリは私も使いました。
同じくアップグレードの要件が厳しくて、絶望しました。

Windows10のサポート終了日について

それでは、Windows10はいつまで使用することができるのでしょうか?

Microsoftは公式ページで、Windows10のサポート終了日を2025年10月14日としています。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro

サポート終了後もWindows10を使うことは出来ますが、OSの更新プログラムを受けることが出来ません。

更新プログラムはセキュリティパッチなどを提供しており、パソコンを安全に使うには、サポートされたOSを使う必要があります。

Windows11へのアップグレードを行うか、それが難しい場合は新しいパソコンに買い換えることをおすすめします。

Windows11へ無償でアップグレードできる期限

Windows11への無償アップグレード期間が気になる方も多いと思います。

Microsoftは当初、無償アップグレード期間を2022年10月までとしていましたが、2023年5月現在も継続しています。

Microsoftは公式に期間を設定していないようです。

そのため、いますぐWindows11へのアップグレードを行う必要はありません。

まとめ

今回は、永久サポートと言われたWindows10が嘘となった理由と、今後どのように対応すれば良いのか解説しました。

Windows10の永久サポートを撤回したのは、より競争力のあるOSにするためであり、企業側にも事情はあるようです。

しかし私たちユーザー側の立場からみたらMicrosoftが嘘をついているのは事実であり、Twitter上では怨嗟の声が多数あがっているようです。

Windows10のサポート期間は、2025年10月14日までであり、それまでにアップグレードを行うか、パソコンを買い換える必要があります。

Microsoftに不満を持つ方も多いでしょうが、アップグレードは必要なようです。

アップグレード無償期間が設けられているうちに、対応を行いましょう。

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