FXの自動売買には、たくさんのものがありますね。
EAと呼ばれ、なかでも利益が高いGOLDの通貨を好む人も多くなりました。
EA利用者のなかで、以下のような疑問がありませんか?
・GOLDSEEDっていうのを見つけたんだけど、どうゆうものなの?
・GOLDSEEDについてくわしく知りたい!
今回の記事では、実際にGOLDSEEDを使う私がGOLDSEEDについて初心者や素人の方でもわかるように解説します!
GOLDSEEDはGOLDEA
GOLDSEEDで扱う通貨はGOLDです。
GOLD以外で使うことができないので、理解しておきましょう。
GOLDSEEDはどんなEA?
GOLSEEDは投資家ユウさんという方が発案したEAです。
GOLDSEEDは、GOLDLUCK(ゴールドラック)という両建てのEAを改良したものです。
- GOLDLUCKとは
GOLDLUCKは両建てナンピンのEAです。 一方方向に進むときに反対の注文を入れてナンピンさせて利益を狙いつつ、逆の注文では順張りをして利益を狙います。
- 両建てとは
両方の注文を入れる手法です。 GOLDSEEDでは、両建てから注文が始まり、片方では順張り、片方では逆張りのナンピンを持ちます。
GOLDSEEDのMT4画面と利益
GOLDSEEDでは、投資家ユウさんの動画でも紹介されていました。
ユウさんは期間を初旬~中旬の画面をアップロードされていたので、私の方では中旬~下旬のMT4画面をご紹介します。
2023年 7月15日~30日
証拠金1万円に対し、ロットは0.02~0.03のあいだで稼働しました。(micro口座)
・大きい指標
・指標★4とゴトー日
・ゴトー日と週末or月末
など特にボラティリティが高い日は0.02lotで稼働しました。
もし100万円でスタンダード口座なら18万円以上の利益が出ていたことになりますね。
GOLDSEEDの耐久性
EAを扱う上で一番大切なのは、どれくらいの耐久性があるのか?というところですよね。
GOLDSEEDのDD率から耐久性をみていきましょう。
GOLDSEEDのDD率は推奨ロットで最大20%、最低ロットでは最大40%
GOLDSEEDの実際のDD率はこちら (7月14~28日)
ユウさんはGOLDSEEDを推奨の3倍ロットで稼働していたために、私もマネをして推奨の3倍で稼働していました。
7月18日の相場とは相性が悪かったようで、DD率は-6013円、つまり1万円に対して6000円の含み損があったことからDD率は最大60%
ただ、推奨のロットの3倍ロットなのでもし推奨ロットなら20%のDD率、最低ロットなら40%のDD率ということになります。
- 推奨ロットってなに?
推奨ロットは初心者用のロットです。 安全に稼働はできるものの、利益が低いのが特徴。 数か月は推奨ロットで様子をみつつどれくらい自分がDD率に耐えれるかでロットをあげていくのがいいでしょう。
- 最低ロットってなに?
最低ロットは、これ以上ロットをあげると危険だよ! という数値です。 例え稼働が慣れたとしてもこれ以上あげると耐えれなくて破綻する可能性がある! というのが最低ロットです。
破綻すると、メンタルに支障をきたすのでどうしても安全に稼働した人は推奨ロット、攻めていきたいという人や慣れている人は最低ロットがいいと思います。
私はちなみに推奨ロットと最低ロットのあいだでバランスよく稼働することが多いです。
※最低ロットは推奨ロットの2倍です。
GOLDSEEDは現在破綻なし
GOLDSEEDは2023年の2~3月頃にできた比較的新しいEAではありますが、現在破綻はありません。
2023年3月~7月末まで破綻なし
なんと、5月のシリコンバレー銀行破綻時や、7月末のFOMCや大きい指標によるボラティリティにも最低ロットで耐えれました。
むしろ、7月末のFOMCや大きい指標はEA考案者のユウさんがおっしゃっているようにDD率は低かったです。
7月末では他のEAが破綻していますが、GOLDSEEDでは最大含み損は-548円で、約5%ほどでした。
GOLDSEEDのオススメ設定が知りたくなったと思うので、カンタンにご紹介します。
GOLDSEEDのオススメ設定
GOLDSEEDの設定はカンタン!
デフォルトの設定でOKです。
GOLDSEEDのデフォルト設定
基本的にはそのままで大丈夫です。
ロットは以下の通りです。(micro口座)
- 推奨ロット=10000円につき0.01lot (安全)
- 最低ロット=5000円につき0.01lot (これ以上あげてはいけないロット)
GOLDSEEDと相性の良い相場・悪い相場
いつも気になっていたのですが、
GOLDはボラが高いので破綻なし!
とは言われても、なぜ7月18日の相場ではGOLDSEEDは相性の悪い相場だったのかが気になりますよね。
まずは7月18日の指標は、以下のような指標がありました。
- アメリカ 21時30分 6月小売売上高 ☆☆☆☆☆
- アメリカ 22時15分 6月鉱工業生産指数 ☆☆☆☆
どちらも微量に予想より下という結果になりました。
チャートは以下の通り。(5分足)
小売売上高発表時(21時30分)では予想より0.3%低く、白くて四角いところの陰線でやや下落が目立ちました。
しかし、1960.55に到達後キレイな反転ローソクののち、1984.24まで上がりました。
指標で影響したわけではなく、ドル円も上がっていた様子なのでドル円の影響もあったわけではない様子。
こちらに関しては200pips程度のものだったので、ただのアメリカ時間&ロンドン時間の取引が多かったのではと考えられます。
GOLDSEEDでは、以下の2点が原因で含み損が大きかったことが考えられます。
- ゆるやかな上昇で荒れ相場と察知せず、そのままナンピンしたこと
- 一度目の上げ下げで利確せず、大きい山に行くまでナンピンし続けたこと
逆に、強いロットでナンピンするEAなら上手に利確できたのかも知れませんね。
上げ下げで利確できていないのは、GOLDSEEDの唯一の弱点かもしれませんね。
これからもじっくり観察していきたいところです。
以上、GOLDSEEDに関する内容を初心者でもわかりやすく解説してみました。