なぜ?京王線事件をまねる放火が相次ぎ発生!その驚愕の理由とは

なぜ?京王線事件をまねる放火が相次ぎ発生!

先日のハロウィンに起こってしまった「京王線事件」は、みなさんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

実は、その事件の直後に九州新幹線内で放火事件が相次ぎ発生しています。

電車内での凶悪な事件がなぜ起こってしまったのか、これから安心して電車を使うことができるのか?を今回は見ていきましょう。

まず、2021年10月31日に起こった事件の概要についてみてみます。

調布駅を出発した京王線特急に、人気コミック「バッドマン」の悪役「ジョーカー」の仮装をした服部恭太容疑者(24)が、刃渡り約30センチのサバイバルナイフで乗客の男性(72)の胸部を刺し、その後車内に火を放った、というものです。

服部容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。

この事件では17人がケガを負い、このうちの男性1人が意識不明の重体となったようですが、刺された男性は、先日意識を取り戻されたようです。

服部容疑者は前職(コールセンター)を退職した6月ごろから犯行を計画していたようです。

刺すために使うサバイバルナイフをはじめ、人にかけて燃やすため、ペットボトルに移し替えた大量のライターオイルや、刃物で刺す際に相手の動きを止めておくために使う殺虫スプレー5本などが事前に準備されていました。

具体的で綿密な計画が立てられていたことが準備物からも伺えます。

そのような計画をたてることができたことには、理由があります。

この事件は、2021年8月6日に小田急線で起こった無差別殺傷事件が参考にされたようです。

実は、九州新幹線内で起こった放火事件も、この京王線事件をまねたものだったのです。

九州新幹線放火事件について概要をみてみましょう。

11月8日の朝、広島発鹿児島中央駅行きの新幹線内で、福岡市博多区の職業不詳・三宅潔容疑者(69)が放火未遂の容疑で逮捕されました。

3号車の前から6列目、3座席通路側に座っていた三宅容疑者は、車内の床に液体をまき、その上にライターで紙(レシート)に火をつけ床に投げ落としました。

乗客にはケガなどはありませんでしたが、九州新幹線上下計4本が運休、最大51分の遅れが出て約900人に影響が生じ、座席の下が黒く焦げるなどの被害がありました。

報道されている付近住民からの声では、三宅容疑者は、毎朝の様にマンション前の花壇の手入れや、歩道を清掃し、また温厚な人柄だったそうです。

なぜ?京王線事件をまねる放火が相次ぎ発生!その驚愕の理由とは

それでは、犯行の動機はなんだったのでしょうか。

「(京王線事件)のまねをした」

世間を震撼させた事件が発生した1週間後に事件を起こした三宅容疑者は、驚くことにそのように供述しています。

また、京王線事件の服部容疑者と同様に三宅容疑者は、「死にたいけど、死にきれない」という内容の手紙を残して犯行に及んだようです。

両者に共通するうちの1つが「自殺したい」ということです。

自殺を考えることそのものに様々な問題はありますが、せめて周りを巻き込まないでもらいたいものです。

そして、共通するもう1つが「電車内」での犯行です。

なぜ、電車内で事件が起こるのでしょうか。

服部容疑者の場合では「逃げ場が少ないから人を確実に殺せると思った」ということだそうです。

私達の生活にも欠かせない電車ですが、その「密室」から脱出しなければならない事態についてどう対処すればいいのでしょう。

私たち乗客にできることは、まず電車に乗った時点で、「まさか」の事態が起こり得るということを少しでも意識することです。

そして、少しでも怪しいなと思う「不審者」とは距離を置くこと。

また、車掌や運転手に繋がる「通報装置」や「非常ブザー」の位置を確認しておきましょう。

そうするだけでも安心して電車を利用することができます。

もちろん、鉄道会社が何も対策していないわけではありません。

駅や駅周辺には多くの監視カメラが取り付けられています。

そして、駅員や警備員が駅構内の巡回を年々強化しています。

今年7月から、車掌や駅員によって乗客に対して手荷物検査ができるようになりました。

車内放送や駅案内で手荷物検査の可能性や、不審物等への注意を喚起する取り組みも行われています。

鉄道会社の取り組みだけでは、このような事件が防ぎきれなかったことは事実ですが、それらも踏まえて乗客である私たちも「防犯」を意識すると、いまより安心して電車を利用できるかもしれません。

そうはいっても、このような事件が起こらないことを祈りたいですね。

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